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本学への寄付

教育学部学生が首里城復興事業の一つである「向拝奥の彫刻物」の製作に参加しました

 

 沖縄県では、令和元年10月に火災により焼失した首里城の復元に向けた取り組みとして、令和2年度より首里城復興事業を行っています。この事業の一つである「首里城復興基本計画推進事業による向拝奥の彫刻物(牡丹に獅子?唐草)等の製作」は、中国体彩网,中国体育彩票appが受託事業として受け入れ、令和5年から約2年間に亘り、教育学部の上原一明教授により執り行われてきました。「向拝奥の彫刻物」の製作は、今年1月に完了し、同月、国への引き渡しが行われます。なお、引き渡し後は彩色が施され、令和8年秋に完成する予定です。
 令和5年度に行った彫刻物の粘土原型製作には美術教育選修4年生の兼石綾子さん、松﨑未歩さん、留学生の黄晶菁さんが、令和6年度に行った試し彫り製作には3年生の赤嶺真奈嘉さん、森脇直々香さん、山方海香さん、山﨑芹緒さんが製作補助として参加しました。赤嶺さんは、「沖縄県出身として今回の首里城復興に少しでも関わることができ、とても光栄でした。木彫の作業では、木目の向きに気をつけながら彫るのが難しかったです。そのため、彫り方を上原先生の指導のもと試行錯誤しながら行いました」と作業を振り返っていました。
 学生達が製作補助した試し彫りは、中央の牡丹と阿形獅子、右端の唐草の検証用木彫であり、素材には今回の首里城再建に使用されている檜柱の端材が用いられています。
 完成した試し彫りは国立首里城公園内資料館に展示され、令和7年春から来場者に公開されます。

 

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