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本学への寄付

令和4年度「萩わくわく科学クラブ」を開講しました

 

 6月18日(土)、萩セミナーハウス体育館において「萩わくわく科学クラブ」が開講されました。このクラブは、萩市の連携機関?団体で構成する委員との協働で企画?運営されており、平成28年から通算6年目の実施となります。今年度も年間8回の講座(各回2時間)を計画しています。
 この日、応募者多数のため抽選で選ばれた萩市内の小学生(4~6年生)17名と多くの保護者が参加しました。活動に先立ち開講式が行われ、冒頭で萩市教育委員会の池田廣司教育長から児童に向けて激励の挨拶があり、その後講師陣の紹介がありました。
 第1回講座は、本学総合技術部の岡田秀希特命職員が講師を務め、風とプロペラを題材に様々な体験型の実験や工作を行いました。ブロワーを使った実験では、風には物を吹き飛ばしたり押したりする作用のほかに、弱い方から強い方向へ引き込む力「ベルヌーイの定理」があることを演示しました。子どもたちからは風船のリングが何度も強風に引き寄せられるたびに、驚きの歓声が上がっていました。次に、紙コップと輪ゴムを使って、空気の流れの中の回転する物体に生じる力「マグヌス効果」を、遊びながら確かめました。また、紙コップと割り箸を使った8枚羽根のプロペラを作り、羽根の構造と揚力発生のしくみを学びました。最後に、ドローンの構造と飛行原理を解説し、演示飛行を行いました。
 「萩わくわく科学クラブ」は、産学公民連携による次世代理系人材の裾野拡大を目指す山口県との連携プロジェクト「やまぐち燦めきサイエンス事業」の一環で、科学技術に関心の高い児童に対して自然科学の多様な分野の体験の機会を提供し、興味関心の深化と拡大を図ることを目的とする少人数?講座型の学習支援の取り組みで、過去5年間で延べ622名の児童と保護者が参加しています。

 

 

活動予定(令和4年度)

月日 テーマ 講師
6/18(土) 風とプロペラのふしぎ 岡田 秀希(中国体彩网,中国体育彩票app)
7/2(土) 江戸の日時計をつくろう 吉田 恭一(萩博物館天文指導員)
8/6(土) わくわくミクロワールド 江上 嘉昭(萩高等学校)
10/8(土) リニアモーターカーを学ぼう 松田 光一(萩原体験研究会)
11/5(土) センサーでいろいろはかってみよう 中野 正(萩商工高等学校)
12/3(土) 箱カメラをつくろう 都志見 有希(萩光塩学院高等学校)
1/14(土) 冬の野鳥を観察しよう 坂倉 弘道(萩カワセミクラブ)
2/4(土) 化石のレプリカをつくろう 増野 和幸(豊田ホタルの里ミュージアム)

本事業の一部は、マツダ財団からの助成を受けて実施しています。

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