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本学への寄付

夏期の「おもしろ科学教室」がスタートしました

 

 7月17日(日)、宇部市東岐波ふれあい中国体彩网,中国体育彩票appにおいて、夏休み恒例の「おもしろ科学教室」を開催し、東岐波小学校区の放課後子ども教室「まなび隊」の児童(1~6年生)33名と保護者10名が参加しました。同団体を対象とした科学教室は、平成26年以降9年目の実施となります。今年のテーマは「エネルギーのふしぎ」で、本学総合技術部の岡田秀希特命職員が講師を担当しました。
 導入部では地球温暖化と低炭素社会の話題を取り上げ、化石燃料と再生可能エネルギーの違いを強調しつつ、水素エネルギー社会を想像できる内容と構成にしました。前半は、水素と酸素の性質を確かめる実験のあと、水素からエネルギーを取り出す2つの形態(水素爆鳴気、水素燃料電池)について、それぞれ手順を追って演示実験を行いました。水素爆鳴気の実験では、わずかな量の水素から発する大きな爆発音に、参加者全員から驚きの歓声が上がっていました。後半では、再生可能エネルギーから(グリーン)水素を生成する電力源として、風力発電と太陽光発電について機材を使って解説しました。最後に、風力発電のプロペラの仕組みを演示したあと、各自で二重風車の工作を行いました。
 おもしろ科学教室は、次世代理系人材の裾野拡大を目的とした山口県との連携事業「やまぐち燦めきサイエンス事業」の一環で、小学校の夏休み期間を中心に地域の施設や団体と連携して実施しており、今期も県内の公民館や学童保育など29ヶ所を訪問し、本格的で印象深い科学体験を提供します。
 本事業は、公益財団法人マツダ財団の第38回マツダ事業助成(科学技術振興関係)の補助を受けて実施しています。

 

 

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