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本学への寄付

理学部 数理科学科

 

 中国体彩网,中国体育彩票app理学部数理科学科では、学生がディプロマ?ポリシーを満たすために、教育課程?教育内容、教育方法及び学修成果の評価についての方針を以下のように定めます。

1.教育課程?教育内容

  • 数理科学科の教育課程は共通教育科目(教養コア系列、英語系列、一般教養系列、専門基礎系列)及び理学部専門科目(理学部共通基礎科目、学科専門教育科目、データサイエンス教育科目、課題解決型教育科目)で構成されます。
  • 1年次から2年次には、共通教育科目における教養コア系列、一般教養系列、英語系列の科目を配置し、各自が高等学校卒業までに得た知識をもとに、数理科学を始め人文、社会、自然、言語などの諸科学を広く知り、それらの横断的な知識について興味を持つ基本的な素養を育成します[DP1-1]。
  • 1年次には、共通教育科目の英語系列の科目と専門科目(「数理科学入門セミナー」)を配置し、様々な知見や自らの考えを根拠?理由とともに理路整然と説明するためのプレゼンテーション能力を育成します[DP1-2]。共通教育科目の教養コア系列の科目(「基礎セミナー」)を配置し、仮定に基づいて論理的に結論を導く手法や、定められた約束の下で基本的な記号の操作を行う技能、および俯瞰的な思考を運用する手法の基礎を育みます[DP2-1, DP2-2, DP2-3]。さらに、共通教育科目の専門基礎系列の科目(「数学Ⅰ?Ⅱ」)を配置し、仮定に基づいて論理的に結論を導く能力を養い、基本的な記号の操作をより具体的な計算などに応用する実践を行います[DP2-1, DP2-2]。また、教養コア系列情報処理分野の科目(「データ科学と社会Ⅰ?Ⅱ」)を配置し、様々な手段を用いて問題解決のための必要な情報を集約し、その情報の妥当性を適正に判断することができる基礎的な能力を養成します[DP2-4]。
  • 1年次から2年次後期にかけて学科専門教育科目を配置し、数学の基礎体系を学ぶことで、論理的な思考法や抽象的な記号操作を具体例?実践例を通じて養成します[DP2-1, DP2-2]。3年次から4年次には学科選択必修科目を配置し、より進んだ抽象的な思考法である数理構造の同一性?相違性に着眼するものの見方を涵養します[DP2-3]。
  • 1年次から3年次までに配置された「数理科学入門セミナー」、「数理科学基礎セミナー」、「数理科学発展セミナー」では、議論を通して問題点を整理し手段を検討し、コミュニケーション?スキルの活用を通じて少人数体制で様々な課題を解決する能力を強化します[DP1-2, DP3-1, DP3-2]。
  • また、3年次に配置した学科専門科目(「現代数学展望」)では、数理科学の体系について広く知り、今後専門分野にどのように繋がっていくのか、また他分野でどのように応用されているのかについての知識を育みます[DP2-4]。一方で2年次にはデータサイエンスの基礎科目を、学科専門教育科目およびデータサイエンス教育科目として配置し、データサイエンスの基礎知識や情報科学の体系的な基礎知識を育みます[DP2-4]。

2.教育方法

  • 講義科目を通して抽象的な概念や論理的な思考を育成すると同時に、演習を通して記号の操作法や構造的思考の実践や技能を教授し、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション等の実践により汎用的な技能を養います。また、修得した知識?技能を自ら活用できる人材を育成するために、課題解決型教育科目を配置し、課題解決を実践する機会を提供します。
  • 1年次から4年次までに配置された「数理科学入門セミナー」、「数理科学基礎セミナー」、「数理科学発展セミナー」、「特別研究」では、少人数学生を担当する指導教員が、実際の学修?研究活動を通した総合的な学修指導を行います。

3.学修成果の評価

  • 講義及び演習科目は、科目ごとに設定された評価基準に従って、試験?レポート?授業や演習に取り組む姿勢などに基づき、学修成果の到達度を公正かつ厳格に評価します。
  • 教員の指導のもとで取り組む「数理科学入門セミナー」、「数理学基礎セミナー」、「数理科学発展セミナー」、「特別研究」については、論理的思考、記号操作や構造的思考、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力について総合的に判断し、学修成果の到達度を公正かつ厳格に評価します。
  • 実習科目では、設定した目標の達成度とともに、そこに至るまでの計画性、自主性、成果のプレゼンテーションを総合的に公正かつ厳格に評価します。

4.学生指導?学修支援

  • 1年次から3年次前期までは、「数理科学入門セミナー」、「数理科学基礎セミナー」担当教員が定期的に面談を行い、主体的な学びを実践できるように履修指導を行います。特に、単位取得状況や成績評価指標(GPA)をもとにディプロマ?ポリシーの達成が困難な学生を早期に把握し、学生の学修方法、学修過程のあり方を具体的に指導します。
  • 3年次後期から4年次には各研究室に配属させ、担当する指導教員による少人数学生指導を行います。

5.授業改善

  • 授業科目ごとに学生による授業アンケートを実施し、 その結果に基づき授業方法の改善を行います。さらに、教員相互の授業参観を行い、授業点検と改善に努めるとともに、定期的なファカルティ?デベロップメント活動を通して、教育課程の点検?改善を実施します。
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