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本学への寄付

ひと?まち未来共創学環

 

 養成する人材像を踏まえ、学生がディプロマ?ポリシーを満たすために、教育課程?教育内容、教育方法及び学修成果の評価についての方針を以下のとおり定めます。

1.教育課程?教育内容

  • ひと?まち未来共創学環の教育課程は、共通教育科目(教養コア科目、英語科目、一般教養科目、その他)及び専門科目から構成されます。ひと?まち未来共創学環の専門科目は、学環基盤科目(数理的素養、デザイン思考?コミュニケーション、心理学?行動科学、経済学?経営学、社会学、地域学、デジタル技術?AI技術活用力の科目群)、プログラム専門科目(学環基盤科目を修得した上で実施される心理学?行動科学系科目群、社会科学系科目群)、課題解決科目(PBLの科目群)、卒業研究によって構成されます。
  • 1年次に「共通教育科目」により、幅広い基礎教養と思考法(分野横断的思考力)を学ぶことで、物事を俯瞰(メタ)的に捉え分野横断的に思考する基礎的能力を育成します。[DP1-1:分野横断的知識?理解]
  • 1年次から2年次には「学環基盤科目(数理的素養)」の科目(「データ科学のための基礎数学」、「データ科学のための発展数学」、「統計学概論」、「心理統計学演習(心理学統計)」、「統計学演習」を配置し、ひとや地域を対象とした定量的な分析をするために必要となる数理的素養を養います。[DP1-2:数理的素養]
  • 1年次には共通教育科目の英語科目(「英語Ia/IIa, Ib/IIb」、「英会話Ia/IIa, Ib/IIb」)及び1年次から3年次に履修する「デザイン思考?コミュニケーションに係る学環基盤科目」(「コミュニケーション概論」、「デザイン思考論」、「デザイン演習」、「カウンセリングマインド論」、「多文化共生とコミュニケーション」、「心理学的支援法」)を配置し、デザイン思考の基礎及びコミュニケーションについて学ぶことで、様々な視点から物事を捉える力を育成します。[DP1-3:デザイン思考?コミュニケーション能力]
  • 1年次から2年次には「学環基盤科目(心理学?行動科学系)」(「人間行動科学入門(心理学概)」、「行動科学概論」、「知覚?認知心理学I」、「社会心理学(社会?集団?家族心理学)」、「産業?組織とひとづくりの心理学(産業?組織心理学)」)を配置し、心理学や行動科学の知識を活用して地域社会(ひと?まち)の中での人の心の状態や行動について論理的に考える基礎的な力を育成します。その後、2年次から3年次には「心理学?行動科学系プログラム専門科目」(「障害と社会の多様性の心理学(障害者?障害児心理学)」、「健康と福祉の心理学(健康?医療心理学)」、「地域福祉と支援サービスの心理学(福祉心理学)」、「次世代育成と教育の心理学(教育?学校心理学)」、「安心?安全なまちづくりの心理学(司法?犯罪心理学)」、「発達心理学」、「臨床心理学概論」等)を配置し、育成した能力をさらに強化します。[DP2-1:心理?行動科学的素養]
  • 1年次には「共通教育科目」の一部の科目(「山口と世界」、「社会学」、「経済と法1?2?3」)及び1年次から2年次に配置する「学環基盤科目(経済学?経営学、社会学、地域学)」(「経済学概論」、「経営学概論」、「ミクロ経済学Ⅰ」、「マクロ経済学Ⅰ」、「経営学総論」、「経営組織論」、「経営管理論」、「経営戦略論」、「地域文化論」、「地域学」、「コミュニティデザイン論」、「社会学概論」、「社会調査法Ⅰ(質的調査)」、「社会調査法Ⅱ(量的調査)」を配置し、経済学?経営学、社会学、地域学の知識を活用して地域社会(ひと?まち)の状況を量的、質的に分析する基礎的能力を育成します。その後、2年次から3年次に配置する「プログラム専門科目(社会科学系科目群)」(「ミクロ経済学Ⅱ」、「マクロ経済学Ⅱ」、「計量経済学」、「財政学」、「公共政策論」、「地域経済論」、「観光政策概論」、「観光経済学」、「地域企業経営論」、「中小企業経営論」、「会計学1及び2」、「マーケティング論」、「観光マーケティング論」、「ヘルスツーリズム論」、「現代社会学概論(基礎理論)」、「現社会学概論(社会調査)」等)により、育成した能力をさらに充実させます。[DP2-2:社会科学的素養]
  • 1年次には共通教育科目「データ科学と社会Ⅰ?Ⅱ」、1年次から3年次には「学環基盤科目(デジタル技術?AI技術活用力)」(「人工知能概論」、「人工知能演習」、「データサイエンス概論」、「データサイエンス演習」、「DX概論」、「情報科学概論」、「情報通信ネットワーク論」、「情報処理言語Ⅰ?Ⅱ」等)を講義、演習、実習を組み合わせて順次配置することで、デジタル技術やAI技術の概要を理解するとともに、これらの技術を課題解決のためにどのように活用したらよいか提案できる力を育成します。[DP2-3:デジタル技術?AI技術活用力]
  • 2年次から3年次には「課題解決科目」(「DXによる地域課題解決(PBL)入門」、「DXによる地域課題解決(PBL)Ⅰ?Ⅱ」、「プロジェクトマネジメント論」)を配置し、心理?行動科学的素養、社会科学的素養、デジタル技術?AI技術を活用し、地域社会(ひと?まち)の問題解決につなげることができる力を養います。[DP2-4:問題解決力]
  • 3年次後期に「研究演習」、4年次に「卒業研究」を配置し、研究テーマを設定し、学生がそれまでに身に付けた能力を活用して探究する学習の経験を通して、心理?行動科学的素養、社会科学的素養、デジタル技術?AI技術を活用しながら、他者と協働し、地域社会(ひと?まち)の価値創出につなげることができる力を育成します。[DP3:自律?協働する力と物事をかたちにする力]

2.教育方法

  • 講義?演習?実習等の授業では、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション等の方法を用いて実施します。
  • 「学環基盤科目(数理的素養及びデジタル技術?AI技術活用力)」のうち、少なくとも必修科目については、学生の授業理解度や基礎的能力を高めるため、講義と演習を組み合わせて実施します。
  • 修得した知識?技能を自ら活用できる人材を育成するために、地域社会における課題解決の実践に取り組むプロジェクト型学習に力を入れ、企業等のパートナーとともに指導を行います。
  • 他者と協働する力を育むために、グループワーク、課題探求型学習、少人数教育を取り入れた授業を行います。
  • プログラム専門科目については、心理学?行動科学系科目群の科目に重きを置いて履修する「ひと?まち共創心理系プログラム」、社会科学系科目群の科目に重きを置いて履修する「ひと?まち共創社会系プログラム」のいずれかを2年次に選択し、履修します。
  • 卒業研究の指導に関しては、指導教員がきめ細かく指導します。また必要に応じて副指導教員や他の教員がサポートします。
  • 履修については、修学支援体制を整備し、学生が目指すキャリアや取り組む地域課題を踏まえた適切な科目の履修となるよう、教員が指導?助言します。

3.学修成果の評価

  • 講義及び演習系の科目は、科目ごとに設定された評価方法に従って、試験?レポート?プレゼンテーション?授業や演習に取り組む姿勢を公正かつ厳格に評価します。また、卒業研究(卒業論文)は、論文審査、口述試験により評価を実施します。
  • 4年間の学修成果は修得単位数等によって、総括的に評価します。
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